工場内におけるクレーン作業では、吊荷から十分な退避距離を確保しないまま作業を行うことや、クレーンフックの位置がずれた状態で荷上げを行うことが、労働災害につながる要因として挙げられます。これらは、吊荷の落下や荷振れを引き起こし、作業者との衝突事故につながる危険性があります。
クレーン下の注意喚起を目的とした「ホロライト・ドットリング・スイッチ」と、高精度なフック位置決め支援を行う「ホロライト・ドットクロス狭角型」を組み合わせることで、吊荷周囲の立入禁止エリアの可視化と、クレーンフックの位置決め支援を実現します。
・ホロライト・ドットリング・スイッチ
床面に点円環光を照射し、吊荷周囲の退避距離を可視化。作業者へ直感的な注意喚起を行い、不用意な接近を防止します。
・ホロライト・ドットクロス狭角型
緑色の点十字光を吊荷の中心に合わせることで、フックやスリングを掛ける位置の目安となり、偏荷重や荷振れの発生リスクを低減します。
また、「ホロライト・ドットリング・スイッチ」は、外部信号入力により点円環光のサイズ切り替えや点滅制御が可能です。吊荷の高さに応じて退避距離を拡大したり、吊荷の移動中は光パターンを点滅させて注意を促す運用を行うことで、作業状況に応じた柔軟な安全対策を実現します。
【提案事例】日本ホイスト株式会社 中部工場

ホロライト・ドットリング・スイッチとホロライト・ドットクロス狭角型の導入により、作業者への注意喚起をより明確に行えるようになりました。現場からは、「光の視認性が非常に高く、作業中でも危険エリアを直感的に把握できる」といった評価が寄せられています。また、緑点十字の光がフックを掛ける位置の目安となることで、スリングの掛け直しや位置修正の回数が減少し、作業工数削減にもつながっています。
本現場では、リモコンからの外部信号入力により、吊荷の状況に応じて点円環光のサイズを可変する運用を行っており、作業内容に応じた柔軟な安全対策を実現しています。
なお、日本ホイスト株式会社 中部工場に設置している本機器はデモ機となっており、設置状況をご覧になりたい方は、事前に当社までご連絡いただければ見学が可能です。
※写真は揚程7.5mにて両製品を設置した様子です。
写真①:ホロライト・ドットリング・スイッチM型緑色 点円環光サイズ約2.7m
写真②:ホロライト・ドットリング・スイッチS型赤色 点円環光サイズ約1.5m
写真③:ホロライト・ドットリング・スイッチL型青色 点円環光サイズ約4m





